年金アドバイザー3級受験記!合格率、合格した実際の勉強法を紹介!
どもどもkoro(koro@ゆるゆる投資家 (@ooooh_oops) | Twitter)です。
今回はちょっとマニアックな資格の部類❓の年金アドバイザーについてです。
金融系の資格試験のイメージはFPが浮かびやすいのですが、それ以外にも金融系の資格って結構色々な種類が多いです。
昨年は年金2000万問題もありましたが、今はマスコミなどで話題に上らなくなりました。
年金ってそもそもどんな制度なのかを学ぶには年金アドバイザーならば基本的な中身を理解するにはとてもいい資格だと思いましたので、年金アドバイザーについて(合格率や受験時期)自身が行った勉強法について紹介したいと思います。
年金アドバイザーとは?
現在は4級、3級、2級(最上位)の3種類あります。
- 4級→渉外・窓口の担当者等を対象に、年金に関する最も基礎的な知識について、その習得程度を測定します。
- 3級→渉外・窓口の担当者等を対象に、顧客からの年金相談に応じるための基本的知識と実践的応用力について、その習得程度を測定します。
- 2級→年金専担者等を対象に、年金・公的保険に関する顧客相談や内部研修・指導に応じるための実践的・専門的知識について、その習得程度を測定します。
参照:銀行業務検定協会より
ちなみにこの資格は金融関係勤務じゃなくても個人受験もできますよ。
年金アドバイザーの試験はいつ行われるのか❓
4級と2級は年一回、3月に開催されています。
3級のみ年二回、1月と3月に開催されています。
年金アドバイザーの合格率は?
4級の合格率は平均的に60%前後です。
年金アドバイザー4級受験者数と合格率の変遷 | ||
---|---|---|
試験回 | 受験者数 | 合格率 |
第142回 | 1323名 | 60.17% |
第139回 | 1510名 | 60.07% |
第136回 | 1540名 | 62.53% |
第133回 | 1704名 | 59.10% |
第130回 | 1830名 | 61.91% |
参照:銀行業務検定協会 内データより作成
3級は平均的に30〜39%前後です。
年金アドバイザー3級受験者数と合格率の変遷 | ||
---|---|---|
試験回 | 受験者数 | 合格率 |
第144回 | 8337名 | 39.13% |
第142回 | 6885名 | 31.95% |
第141回 | 7425名 | 35.61% |
第139回 | 8298名 | 38.33% |
第138回 | 8215名 | 34.72% |
参照:銀行業務検定協会 内データより作成
2級は平均的に20〜25%前後ですね。
年金アドバイザー2級受験者数と合格率の変遷 | ||
---|---|---|
試験回 | 受験者数 | 合格率 |
第142回 | 1325名 | 21.06% |
第139回 | 1638名 | 26.37% |
第136回 | 1676名 | 22.79% |
第133回 | 1903名 | 22.54% |
第130回 | 2242名 | 27.40% |
参照:銀行業務検定協会 内データより作成
一発合格した私の年金アドバイザー3級の勉強法を紹介!
今回私が受験したのは年金アドバイザー3級ですので、その話を中心にいたします。
年金アドバイザー3級は独学で合格可能な資格だと思います。
実際の合格証書です。
実際私が実践した受験勉強は下記のとおりです。
過去問対策をする!
この資格の勉強をする中で年金アドバイザー専用のテキストもあるのですが、年金アドバイザーのテキストは読むのがなかなかしんどいなというのが正直な感想です。
年金アドバイザーのテキストは白黒テキストで文言も難しいまま掲載しているので、とくに初学の人は2〜3ページ読んでそっと閉じるような気がしてなりません。
もちろんテキストを読むことを否定するわけではないのでテキストをきっちり読みたい方は読んだ方がいいと思います。
私はテキスト読むよりも年金アドバイザー3級の問題集をひたすら解くという方法を選びました。
問題集は絶対やった方がいいです。
なぜなら年金アドバイザー3級は過去問対策をすればある程度対策は立てられます。
FPと比較しても年金分野のみの出題ですので、過去問を何度か解いていくと大体出る所は決まっているように思いました。
目安としては過去問を3周がおすすめです。
過去問を3周していけばどのような問題が出題よくされるのかを把握できるので、過去問対策は必ず行うことで合格に近づけますよ!
解説を読んで中身を理解する
年金アドバイザー試験の勉強をしていくときに意識したのは、間違えた問題の解説をしっかり読み込んでどうして間違えたのか?なにか違ったのか?を理解していくことを意識しました。
そうしていくことで正しい知識の定着ができるかなと思いました。
ただやみくもに問題を解くよりも、解説をちゃんと読むことを意識していくのが大事だと思います。
スキマ時間を上手に活用する。
問題集を解くのって、正直面倒でスマホをいじったりなんてしていると気づいたら勉強せずに1日が終わったなんてことありますよね。
私はなるべくスキマ時間を活用しました。
職場で昼休憩の際に昼食後に少し問題を解いたり、自宅で少しでも問題を解くみたいな形でコツコツ問題集を解いていきましたね。
そうしていくことで意外と勉強できたりしますよ!
資格試験勉強の注意点とは?
ただ過去問を何度か解いていく際に盲点が…。
そう、回答番号を暗記してしまうこと!
これは一番やりがちなのではないでしょうか?
何度か過去問を解くとこの問題はたしか〇〇番かなーってなってしまいがちですが
一番良くないです。
制度の中身を覚えないでテストの答えを覚えたら意味がないです。
問題集を解いて解説をしっかり読んで中身を理解していく事が一番大事だと思います。
どのくらい勉強したのか???
正確な時間は分からないですが、大体1か月~1か月半くらい勉強していたような気がします。
最後に
今回は年金アドバイザー3級のお話を中心に書いていったのですが、この資格を学んで改めて思ったのは年金制度は意外と考えられてる制度であると感じました。
その一方で現在の年金制度がいつ変更になっても不思議はないなとも改めて感じましたね。
年金問題で危機意識が高まっているのですが、年金の知識を深めて自分はどうしていけばいいのかという意味でもこの試験の意味合いがあると思います。
以上が実際の受験記でした。
すこしでも参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございます。
ランキングに参加しています。1ポチお願いします!